グリーンカード抽選プログラム( Diversity Immigrants Visa Program ) ってご存知でしょうか?
アメリカの永住権、通称グリーンカードが抽選で当たるという夢のような企画があるのです。
ビザの種類
そもそもアメリカにはビザなしで渡航することはできません。ただ特定の国籍の人は、 ビザなしでも 90日以下の滞在であれば可能となっており、日本もこれに含まれます( ビザ免除プログラム )。
このビザ免除プログラムにより、 観光などの短期滞在では電子渡航認証システム(ESTA)を取得し、渡航が可能となっております。
90日を超える渡航には、必ずビザが必要になりますので、 アメリカに住みたい!と思っても、ビザなしでは長期の滞在ができないのです。
ビザには非移民ビザと移民ビザがあります。
非移民ビザには様々な種類があり、 留学を目的とした学生(F1・M1)ビザや、短期の商用や観光(B)ビザ、駐在員が取得する(E・L)ビザなどがこれに当たります。
これに対し、移民ビザは永住を目的とするもので、通称グリーンカードと呼ばれています。
グリーンカード取得方法
グリーンカードを取得するにはいくつか方法がありますが、50万ドル以上の投資をする投資ビザや、アメリカ人との結婚により取得する方法、非移民ビザでの就労者が雇用先のサポートを得て取得する方法など、いずれもハードルが高く、時間もかかります。
そんな中、今回我が家が挑戦した方法は、抽選に応募するという、いたってシンプルなもの。
移民多様化ビザ抽選プログラム と呼ばれるものです。
移民多様化ビザ抽選プログラム って?
Diversity Immigrants Visa Program 、通称DV Programと呼ばれています。
”移民多様化ビザ抽選プログラムは米国議会により発動され、国務省が年間ベースで管理するプログラムで、これにより抽選による移民(DV移民)として知られる新たなカテゴリーが作られています。米国への移民の率が低かった国々の人々を対象に年間で5万件の永住ビザが発行されます。
毎年行われるこのDVプログラムにより、簡素かつ厳格な資格要件を満たした人々に永住ビザが発行されます。DVビザの当選者は、コンピューターによるランダムな抽選により選出されますが、ビザは、6つの地域で移民の率の低い順位に多くの数が配分されます。過去5年間に5万人以上の移民を送った国には与えられません。各地域内に年間配分された多様化ビザの7%以上が1つの国に集中することはありません。”
在日米国大使館HPより
この夢のような企画に、米国移住を夢見る人々が世界中から応募しています。
応募期間は毎年10月ごろの1か月間で、当選発表は翌年の5月です。
ちなみにDV-2020は2018年10月3日から11月6日までが応募期間、当選発表は2019年5月7日にありました。
2020となっているのは、ビザを取得し、米国に入国できるのが2020年であるためです。
応募資格は?
応募資格はたったの2つ!
①過去5年間で5万人以上の移民を送った国で生まれた人ではない。
日本からの移民は5万人に満たないため、日本で生まれている方ならこの資格は問題なくクリア!
②高校を卒業しているか、過去5年の間に2年以上 米国労働省の定める職業に就いている。
応募方法
応募はいたってシンプル!
オンラインで名前などの情報を入力し、写真をアップロードするだけ!
もちろん無料です。
アメリカ移住したいと考えているなら、ぜひ応募してみてください!
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